Colum コラム

Vol.11 あごが小さい現代人の歯並び

最近の若い人はあごが小さくなってきていると言われています。
これは日本人の生活習慣や食生活の変化が大きく関係しているようです。スパゲッティーやハンバーグなど軟らかい食べ物が多く、歯ごたえのある食べ物を食べる機会が少なくなっていることもその一因と言えます。


昔は、乳歯の歯と歯の間に隙間がある子どもをよく見かけました。笑った時に歯の隙間が黒く見えるその表情が、『子どもの笑顔の代名詞』ですらあったように思います。


この歯と歯の隙間、実はあごがしっかり育っている証拠なのです。
小さな乳歯が生えていて、あごが順調に育ってくると、自然に歯と歯の間がすいてきます。大きな永久歯が生えてきても大丈夫なように、スペースが十分確保されているということなので、歯がすいていることは成長過程で正常な状態です


実際に私自身が検診を行っていても感じることなのですが、乳歯でもきれいにきっちり隙間なく並んでいる子どもが多くなっています。これでは乳歯より大きな永久歯が生えてくるときにスペースがなく、歯並びがガタガタになってしまう可能性が出てきます。
歯の大きさは昔とそう変わらないのに、あごが小さいために歯の行き場所がなく、歯並びが悪くなってしまうのです


歯とあごの大きさとのアンバランスから歯並びが良くない人が増え、これを『現代病』ととらえている人もいます。乳歯の歯並びが良く見える場合でも、永久歯へ生え変わるときに歯並びに問題が出てくる場合もあります。


歯並びのことで、何か気になることなどございましたらお答えいたしますので、いつでもお声かけ下さい