Colum コラム

Vol.27 乳歯でも歯並びの受診は必要ですか?①

『子どもの歯並びが気になるのですが、乳歯のうちでも受診は必要ですか?』

『乳歯でも、歯並びを治した方がいいですか?』

というような質問を受けることがよくあります。

私たち矯正医が乳歯列期のお子様を診る場合のポイントは、

「現在の状況が将来の永久歯の歯並びにどのような影響を及ぼすか」

ということです。


歯並びを悪くしている原因が,、遺伝要素の大きい『顎の大きさ』によるものなのか、それとも後天的な『悪習癖』によるものなのかなど総合的に診断し、顎の成長の予測まで考慮に入れ早く矯正治療を始めるべきか、もう少し大きくなるまで待った方が良いかを判断します。

当院では、お子様の検診なども常に行っていますので、乳歯から永久歯に生えかわる時に成長発育を邪魔しているような状況であればもちろん、現在の状況とこれから予測されることを説明するようにしています

そして、保護者の方から質問などあれば綺麗な歯並びになるためにどのような方法があるのか、今始めることと数年待って始めることとの違いなども説明するようにしています。


『不正咬合』が予測されるからと言って、必ずしもすぐに矯正治療を始めなくてはいけないということではありませんし、すぐに始めた方がいいですよと無理に治療を勧めることもありません。(※しかしある場合を除いては、なので次の記事に詳しく書いていきます)


小さいお子様ですと、お子様自身のやる気があるのかないのかなども、治療開始するかどうかの条件に大きく関わりますので、もし治療を希望されていても保護者の方とお話合いをしっかりしながら、治療開始の時期などを決めていきます


いづれ抜けて生えかわってしまう歯だからといって放っておかずに、乳歯の時期でも気になることはどんなことでもご相談していただけたらと思っています

ご相談することで、永久歯になった時の不正咬合の予防につながることも多くあります。

すぐにでも治療を必要とする歯並びについてはまた後日書いていきたいと思います