Colum コラム

Vol.28 乳歯でも歯並びの受診は必要ですか?②

前回投稿したコラムの続きになります

乳歯列期(4歳~6歳頃)に矯正治療が必要と診断される不正咬合の例として、

『反対咬合』

『交叉咬合』

が挙げられます。

反対咬合の場合は、保護者の方も気付かれてお子様と一緒に来院されるることも多いのですが、自然治癒の可能性のある反対咬合とそうでない反対咬合を乳歯列期の段階で見極めて、早期に治療開始することがあります。


交叉咬合は、奥歯のずれなので比較的気付きにくいのですが、自然治癒する可能性は低く、また永久歯列期になってからでは顎のゆがみも大きくなり、より治療が難しくなる不正咬合の一つです。


反対咬合が原因の一つとして遺伝要素も大きいことに対し、交叉咬合は、5歳くらいまで続く指しゃぶりが原因であることも多く、悪習癖の指導から始めることがあります。


反対咬合も交叉咬合も、機能の面・顔貌などの審美的な面、さまざまな問題点が出てくることを考え、私は乳歯列期の早期治療が必要と考えています。


矯正治療と言っても、何か装置を必ずつける、歯を引っ張るとかでなく小さいお子様の場合は不正咬合の原因となっている要素が何であるかを判断し除去していくことから始め、その生活習慣の指導だけで永久歯への交換がスムーズにいく場合もたくさんあります


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